本日は妊娠中の食事についてお話しさせていただきます🍴

現在、妊娠中の食事の管理についてはネット等にたくさんの情報が出ています。

今回はその中でも特に気を付けていただきたいことをお伝えさせていただきます!

 

妊娠中は特にバランスの良い食事を!といわれていますが、実際にバランスの取れた食事とはどのようなものなのでしょう。

まず、1日三食は必ず、一汁三菜を心がけましょうといわれています。一汁三菜とは主食と汁物、おかず3品のことです。一汁三菜といわれても、仕事をされているママや上の子のいるママ、つわりのひどいママはなかなか栄養バランスを考えた食事を毎回作ることは難しいですね。

 

12食では妊娠中に必要な栄養が取り切れない+血糖値の急な上昇や低血糖の原因となり、赤ちゃんにも影響を及ぼすため、3食は絶対条件としましょう。

忙しいママは妊娠中、特に必要になる栄養素を覚えておいてもらって、必要な栄養がとれるように心がけてみてください。

妊娠初期は赤ちゃんはほとんど同じ速度で成長します。まだまだ小さく、まだ栄養のことは心配しなくても大丈夫な次期です。つわりのひどいママは無理に「栄養を取らなくちゃ!」と頑張らなくても大丈夫!この時期を乗り越えていけることをまず優先して行きましょう。

ただ、食べづわりのひどいママは塩分の摂りすぎや甘いものの摂りすぎに注意してください。水分も摂るのが困難なママは、点滴で水分の補給が必要な場合もありますので、医師に相談しましょう。

 

🌼特に必要な栄養

○鉄分…妊娠中は赤ちゃんの成長を助けるためや血液量をママの身体で増やし、赤ちゃんに   

    栄養を送るために妊娠前より注意して鉄分を摂る必要があります。

 主な鉄分…小松菜・ほうれん草・納豆・ひじき・豆乳など

      *レバーは妊娠初期は控え、食べる際はよく火を通しましょう

○タンパク質…赤ちゃんの身体を作っていく大事な栄養です。

 主なタンパク質…肉・魚・卵・大豆製品など

         *肉・魚・卵はよく火を通しましょう

○カルシウム…骨・歯を作ります。

 主なカルシウム…牛乳・ヨーグルト・大豆製品・小魚・青菜類・海藻など

○葉酸…赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクを減らすことができます。

 主な葉酸…ほうれん草・納豆・枝豆・ブロッコリー・イチゴ・ドライマンゴー・のりなど

 *サプリで取るのもお勧めです!

妊娠中は赤ちゃんを育てるため、元気に出産するため、食事の管理がとても大切になります。食事を少し気を付けることで、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群の発症リスクを減らすことができます。忙しいママも、サプリメントでもよいので、必要な栄養はしっかりとれるよう工夫しママも赤ちゃんも健康に妊娠期を過ごせるようにしましょう!

 

栄養素をすべて計算した食事を作った時の写真です↓

栄養素をすべて計算して作ったので、とても時間がかかりました。

正直、子育て中のママや仕事を続けているママには時間がかかりすぎて無理!!!

3食食べること、主食だけに偏らないこと、お菓子やしょっぱいものの摂りすぎに気を付けること、上でお話しした必要な栄養がとれていれば大丈夫!無理せず、楽しく食事を摂ってください。ママに時間や余裕があるときは塩分を控えた食事やバランスの取れた食事をゆっくり作って、家族で一緒に食べるのもいいですね。